ニキビは潰したらダメなの?潰した方がイイの?

小学校高学年から中学生に上がる頃の思春期特有の現象、ニキビ。
しかし、学生時代だけではなく、大人になってからも顔の至るところに発症する、「大人ニキビ」なるものが私たちを悩ませます。
よく、母親に跡が残るから潰すのはダメと怒られた記憶はないでしょうか。果たして、ニキビ潰す方が良いのか、潰さない方が良いのか、またニキビに対する対処療法などを詳しく解説していきます。

先に結論から申し上げると、ニキビを自分で潰すのはNGです。
正しい対処法としては、清潔に洗顔すること、酷くなればお医者さんに行くこと、この2つのみです。これだけでは不親切なので、ひとつずつ説明していきましょう。

まず、ニキビを潰す際にやってしまいがちなのは、爪で潰す・つまんで中身の膿の部分を絞りだすという行為。
これらは正しい行為からはほど遠く、前述の通り跡が残ってしまいやすいため、絶対にしないようにしてください。
なぜ爪で潰すのが良くないのかと言うと、患部だけでなく周辺の皮膚まで傷を付けてしまい、指や爪に付着している雑菌がその傷に入り込み、炎症を起こしてしまうからです。
付近の皮膚が荒れたり、患部そのものが炎症を起こしてさらに悪化するという最悪な事態を引き起こしてしまいます。

また、爪によってえぐることにより皮膚に傷をつけてしまい、クレーター状の跡が残る結果になります。
患部自体は治っても、この先ずっとクレーター痕だけ残る、といった悲劇を引き起こさないようにしましょう。

よく、潰したら早く治ったという意見を見かけるかもしれませんが、あれは正しい表現をすれば、「ただ運が良かった」ということに過ぎません。
症状の軽い白・黒ニキビを中身だけ、偶然きれいにすっぽりしぼり出せた、という極めて幸運な例であって、ご自身で爪で潰す際は「顔にクレーター痕が残るかもしれない」という覚悟をした上で行うようにしましょう。
重ねて言いますが、自然に治るものなので早く治したいと焦るくらいなら、病院に行った方がよっぽど正しい治療を施してくれます。

どうしても潰したいときは正しい方法で

どうしても潰したいという場合、おすすめしませんが爪ではなくピンセットを使って行いましょう。それも、ほとんどなおりかけでかさぶたが取れかかってきた時限定にしてください。
上記のようにどうしても早く治したいというのであれば、病院に行けば専用の器具を使用して正しい治療・施術を行ってくれるので、そちらに頼りましょう。
そもそも、医師ですら専用の器具を使用しなければ正しく治療できないものなので、民間の治療法で治すべきものではありません。

正しいニキビの治療法としては、乱れた体調を整え、身体のターンオーバーを正常な状態にまで戻すことが最善です。
ストレスや睡眠不足、暴飲暴食、運動不足、偏った食生活などによって、身体の代謝は落ち、血行不良へと陥ります。
その結果、皮膚表面に身体の中の不調があらわれはじめ、皮膚の組織がデリケートである顔にまずその悪影響がニキビとなって出現します。

ニキビは、じっくり時間をかけて治していくのが本来の治療法。生活習慣を整えたら、当然ながら毎朝や帰宅後の洗顔にも気を配るようにしましょう。
顔が不潔だから、という間違った知識を真に受けて、顔を清潔にするために冷たい水や、反対に熱湯で洗うというような行為をしないようにしてください。
デリケートな顔の皮膚を痛めつけることになり、さらに治りが遅くなります。顔の皮膚にやさしい、ぬるま湯で丁寧にやさしく洗ってあげてください。

顔表面はデリケートなため、ニキビの治りが遅ければ化粧・ファンデーションを薄めにするというのも効果的です。
一見マスクは皮膚を守ってくれる効果があるように思えますが、手や指に限らず、衣服やタオルなど繊維が触れる回数が多ければ多い程ダメージがいきわたります。
顔に適度に呼吸をさせ、傷をつけないようにし、湿度を上昇させて雑菌の繁殖を促すマスクを常用しないよう、気遣ってあげてください。